抱起(読み)いだきおこす

精選版 日本国語大辞典 「抱起」の意味・読み・例文・類語

いだき‐おこ・す【抱起】

〘他サ四〙 横になっているものを腕でかかえ上げる。だきおこす。
讚岐典侍(1108頃)上「『苦しうたへがたくおぼゆる、いだきおこせ』と仰せらるれば」

だき‐おこ・す【抱起】

〘他サ五(四)〙 抱いておこす。かかえておこす。
※浄瑠璃・冥途の飛脚(1711頃)下「梅川あはて走り出、だきおこして裾絞り」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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