抱合型ビリルビン

栄養・生化学辞典 「抱合型ビリルビン」の解説

抱合型ビリルビン

 ヘモグロビン分解で生成したビリルビン肝臓グルクロン酸硫酸と抱合したもの.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の抱合型ビリルビンの言及

【肝機能検査】より

…一般的なことばとしては肝臓の機能を調べる検査という意味になるが,臨床医学では〈肝障害の有無を調べる目的で,日常診療や健康診断のふるい分けに用いられている血清および尿の生化学的検査群〉を意味し,肝臓疾患の診断に利用されている物理学的検査や特殊検査は含まれない。また肝機能に関係する検査であっても,通常は他の疾患の診断に利用されている検査は肝機能検査には含まれない。肝機能検査としては200種近い検査があるが,現在利用されている検査は表のとおりである。…

※「抱合型ビリルビン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android