抗衡(読み)こうこう

精選版 日本国語大辞典 「抗衡」の意味・読み・例文・類語

こう‐こう カウカウ【抗衡】

〘名〙 (「衡」は車のくびき。二台の車が路上で出あってたがいに路をゆずらないの意から) 互いに張りあうこと。対抗してゆずらないこと。
家伝(760頃)上「各守一方、名振万里、此皆当土後傑、智略過人、以此数子、比朕内臣、当出胯下、何得抗衡」
※西洋聞見録(1869‐71)〈村田文夫〉後「拿破崙〈略〉欧羅巴諸邦を席巻し〈略〉其抗衡するものは英吉利、峩羅斯のみ」 〔春秋左伝注‐桓公六年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「抗衡」の読み・字形・画数・意味

【抗衡】こうこう

対抗する。

字通「抗」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android