投寄(読み)とうき

精選版 日本国語大辞典 「投寄」の意味・読み・例文・類語

とう‐き【投寄】

〘名〙
① 身を寄せること。投宿
四河入海(17C前)一五「然則此人の社に投寄して両翁となってをるべきぞ」
② 送ってよこすこと。また、送ってやること。
雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉上「名を知らぬ者より金子を投寄(トウキ)したりと云ふは不審千万」 〔元稹‐上令狐相公詩啓〕
③ 投書したり、寄稿したりすること。
※改正増補和英語林集成(1886)「ゲンコウヲ tōki(トウキ) スル」

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普及版 字通 「投寄」の読み・字形・画数・意味

【投寄】とうき

送る。

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