承暦(読み)ショウリャク

デジタル大辞泉 「承暦」の意味・読み・例文・類語

しょうりゃく【承暦】

《「じょうりゃく」とも》平安後期、白河天皇の時の年号。1077年11月17日~1081年2月10日。

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精選版 日本国語大辞典 「承暦」の意味・読み・例文・類語

じょうりゃく【承暦】

平安時代白河天皇の代の年号。承保四年(一〇七七)一一月一七日、災旱・疱瘡の流行により改元。承暦五年(一〇八一)二月一〇日、永保(えいほ)と改めた。関白藤原師実の時代出典は「維城典訓」に「聖人者以懿徳永承暦、崇高則天、博厚儀地」とあるのによる。

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日本の元号がわかる事典 「承暦」の解説

じょうりゃく【承暦】

日本の元号(年号)。平安時代の1077年から1081年まで、白河(しらかわ)天皇の代の元号。前元号は承保(じょうほ)。次元号は永保(えいほう)。1077年(承保4)11月17日改元。相次ぐ旱魃(かんばつ)と天然痘(てんねんとう)流行の凶事を断ち切るために行われた。『維城典訓』を出典とする命名。◇「しょうりゃく」とも読む。

しょうりゃく【承暦】

⇒承暦(じょうりゃく)

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