承保(読み)じょうほう

精選版 日本国語大辞典 「承保」の意味・読み・例文・類語

じょうほう【承保】

(「しょうほう」とも) 平安時代白河天皇の代の年号延久六年(一〇七四)八月二三日、即位ならびに三合の厄により改元。承保四年(一〇七七)一一月一七日、承暦(じょうりゃく)と改めた。関白藤原教通、同師実の時代出典は「尚書」に「承保乃文祖受命民」とあるのによる。

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デジタル大辞泉 「承保」の意味・読み・例文・類語

しょうほう【承保】

《「じょうほう」とも》平安後期、白河天皇の時の年号。1074年8月23日~1077年11月17日。しょうほ。

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日本の元号がわかる事典 「承保」の解説

じょうほ【承保】

日本の元号(年号)。平安時代の1074年から1077年まで、白河(しらかわ)天皇の代の元号。前元号は延久(えんきゅう)。次元号は承暦(じょうりゃく)。1074年(延久6)8月23日改元。白河天皇の即位にともい行われた(代始改元)。また、同年は陰陽道の「三合厄歳」(三合の厄)にあたることも改元の理由とされた。『尚書(しょうしょ)』を出典とする命名。◇「じょうほう」とも読む。

じょうほう【承保】

⇒承保(じょうほ)

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普及版 字通 「承保」の読み・字形・画数・意味

【承保】しようほ

承守

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