扱き垂る(読み)コキタル

デジタル大辞泉 「扱き垂る」の意味・読み・例文・類語

こき‐た・る【扱き垂る】

[動ラ下二]しごき落として垂らす。また、しごき落としたように垂れる。
「明けぬとて帰る道には―・れて雨も涙も降りそぼちつつ」〈古今・恋三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android