打鮫・打鰄(読み)うちざめ

精選版 日本国語大辞典 「打鮫・打鰄」の意味・読み・例文・類語

うち‐ざめ【打鮫・打鰄】

〘名〙 金銀の板を延ばし、サメの皮に似せて表面に粒を打ち出したもの。刀剣装飾に用いる。地金によって金鮫、銀鮫ともいう。
太平記(14C後)四〇「打鰄(ウチザメ)金作(こがねづくり)太刀を帯く」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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