世界大百科事典 第2版 「打製石斧」の意味・わかりやすい解説
だせいせきふ【打製石斧】
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
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…石斧には,作り,機能,形状などで多くの種類が区別できる。作りから見ると,打ち欠いただけで仕上げた打製石斧,磨いて仕上げた磨製石斧,自然の礫(れき)を利用した斧身か打ち欠いて整えた斧身に,磨製の刃を加えた刃部磨製石斧(局部磨製石斧ともいう)がある。石斧の主用途が木工用であることから,伐採斧(伐採・粗削り用)と加工斧(えぐり・削り用)が区別されることもある。…
…縄文時代早期にも大量の木製品が発見され,木の加工に長じていたことがうかがえるが,各種の斧が大きな役割を果たしたに違いない。ところで打製石斧は斧という名称とは違って土掘具と考えられ,住居のための竪穴掘りに活躍したとみられている。植物の実,根などを割ったり,擦りつぶしたりする道具として石皿や磨石,敲石,凹石,石冠などがある。…
※「打製石斧」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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