精選版 日本国語大辞典 「打仄」の意味・読み・例文・類語 うち‐ほのめ・く【打仄】 〘自カ四〙 (「うち」は接頭語)① ちらっと光や形が見える。かすかに見える。※源氏(1001‐14頃)蛍「かく覚えなき光のうちほのめくを、をかしと見たまふ」② それとなく態度で示す。ほのめかして言う。※俳諧・新花摘(1784)「されば作者の心にこれは妙にし得たりなどうちほのめくも」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報