手足を措く所なし(読み)しゅそくをおくところなし

精選版 日本国語大辞典 「手足を措く所なし」の意味・読み・例文・類語

しゅそく【手足】 を 措(お)く所(ところ)なし

安心して身をおく場所がない。安んじて生活できる所がない。
性霊集‐五(835頃)為大使与福州観察使書「率然禁制、手足無厝」
太平記(14C後)一「万民手足を措くに所無し」 〔論語子路

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「手足を措く所なし」の意味・読み・例文・類語

手足しゅそくところなし

《「論語」子路から》安心して身を置く場所がない。不安でたまらない。

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