手裏(読み)てのうら

精選版 日本国語大辞典 「手裏」の意味・読み・例文・類語

て‐の‐うら【手裏】

〘名〙 てのひら。たなごころ。
※歌仙本貫之集(945頃)九「朝日さすかたの山風いまだにもてのうら寒み氷り解かなん」
※枕(10C終)二八火桶の火、炭櫃(すびつ)などに、手のうらうち返しうち返し、おしのべなどしてあぶりをる者」

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デジタル大辞泉 「手裏」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐り【手裏/手×裡】

手の内手中掌中。「―に収める」

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普及版 字通 「手裏」の読み・字形・画数・意味

【手裏】しゆり

手中。

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