手療治(読み)てりょうじ

精選版 日本国語大辞典 「手療治」の意味・読み・例文・類語

て‐りょうじ ‥レウヂ【手療治】

〘名〙 医者にかからないで、自分療治をすること。また、その療治。
※俳諧・雑談集(1692)下「寐(ね)られぬままに食を尋ぬる〈渓石〉 手療治(リャウヂ)心一つをわづらひて〈揚水〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「手療治」の意味・読み・例文・類語

て‐りょうじ〔‐レウヂ〕【手療治】

医者にかからず自分で治療すること。また、その治療。
縁側へ出て来て駿介は―にかかった」〈島木健作生活の探求

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android