精選版 日本国語大辞典 「手玉」の意味・読み・例文・類語
て‐だま【手玉】
〘名〙
② 曲芸師が曲技を演じるときに用いる小玉。
※鶴岡放生会職人歌合(15C後か)一〇番「玉章を手玉にまぜてつきやらんつれなき人もとりやいるると」
※俳諧・毛吹草(1638)一「置露はさわらべのとる手玉哉」
※田舎教師(1909)〈田山花袋〉九「綾を取ったり、御手玉を弄んだりして居る」
④ 「てだまあみ(手玉網)」の略。
※浮世草子・西鶴置土産(1693)二「ちいさき手玉(テダマ)のすくひ網に」
た‐だま【手玉】
〘名〙 装飾として手くびにつけた玉や宝石。手のかざり玉。
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