手柄師(読み)てがらし

精選版 日本国語大辞典 「手柄師」の意味・読み・例文・類語

てがら‐し【手柄師】

〘名〙 技量のすぐれている人。腕の立つ人。
本福寺跡書(1560頃)東山大谷殿破却之事「この慰、〈略〉すっぱのてがらし、軍に意得、人の見知たるなれば」
咄本・軽口機嫌嚢(1728)二「なる市といふ三味線の手(テ)がらしを呼び」

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