手旗(読み)てばた

精選版 日本国語大辞典 「手旗」の意味・読み・例文・類語

て‐ばた【手旗】

〘名〙
① 手に持つ小さな旗。
針女(1971)〈有吉佐和子〉三「清子日の丸の手旗を三本用意した」
信号を出すときに使う通信用の、赤と白の小旗。また、その手旗による信号。手旗信号
愛弟通信(1894‐95)〈国木田独歩〉威海衛大攻撃「手旗(テバタ)を以て陸上の様子如何を問ひ候処」

しゅ‐き【手旗】

〘名〙 手に持つ小旗。てばた。

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デジタル大辞泉 「手旗」の意味・読み・例文・類語

て‐ばた【手旗】

手に持つ小旗。「歓迎手旗を振る」
手旗信号の旗。
[類語]白旗赤旗社旗錦旗錦の御旗弔旗半旗反旗ペナントZ旗

しゅ‐き【手旗】

手に持つ小旗。てばた。

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