手振編笠(読み)てぶりあみがさ

精選版 日本国語大辞典 「手振編笠」の意味・読み・例文・類語

てぶり‐あみがさ【手振編笠】

〘名〙 編笠以外に何も持っていないこと。また、無一文になること。財産をすべてなくすこと。てびょうあみがさ。
洒落本辰巳之園(1770)「ゆうべも屋形に能いのが有るからいたりや、手(テ)ふりあみ笠(カサ)になった」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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