手塩に掛ける(読み)てしおにかける

精選版 日本国語大辞典 「手塩に掛ける」の意味・読み・例文・類語

てしお【手塩】 に 掛(か)ける

手ずから世話をする。手にかけて養育する。
浄瑠璃御所桜堀川夜討(1737)三「お小さいから夫婦のものが、手(テ)しほにかけ、育て上げた彼のお子」

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デジタル大辞泉 「手塩に掛ける」の意味・読み・例文・類語

手塩てしお・ける

みずからいろいろと世話をして大切に育てる。「―・けた娘を嫁に出す」
[類語]養う育てる育む培う育て上げる食わせる養育保育育児子育て扶養養護

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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