手回り(読み)テマワリ

デジタル大辞泉 「手回り」の意味・読み・例文・類語

て‐まわり〔‐まはり〕【手回り】

手の届くあたり。身のまわり。身近。また、身辺に置いて使うもの。「手回り小間物
常に身近に仕える者。また、身辺を護衛する者。
「―少々御供にて」〈浄・嫗山姥
家計。暮らし向き。
「―もよく幾はへか庭に五つのたなつ物」〈浄・宵庚申
[類語]手近い程近い近い間近い間近じきすぐ至近目前鼻先手が届く指呼しこ咫尺しせき目睫もくしょうかん目と鼻の先身近手近卑近身辺そばかたわわき片方かたえ手もと近く付近近辺近傍近所最寄りもと足元座右左右身の回りまのあたり目睫もくしょう面前目の前眼前現前目先鼻面はなづら鼻っつら前面正面真ん前手前先方直前

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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