手勝手(読み)テガッテ

デジタル大辞泉 「手勝手」の意味・読み・例文・類語

て‐がって【手勝手】

手で扱うぐあい。
「―のわるい、取っつきにく感じ玄関に立った」〈万太郎春泥
手加減2」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手勝手」の意味・読み・例文・類語

て‐がって【手勝手】

〘名〙
① 手で扱うときのつごう、ぐあい。手ごころ。
※春泥(1928)〈久保田万太郎三羽烏「半西洋の、手勝手(テガッテ)のわるい、取ッつけない感じの玄関に立った」

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