手余(読み)てあまし

精選版 日本国語大辞典 「手余」の意味・読み・例文・類語

て‐あまし【手余】

〘名〙 手にあますこと。もてあますこと。また、そのもの。
赤痢(1909)〈石川啄木〉「酒を飲めば一升も飲むし、其麽(どんな)男も手余(テヤマシ)にする位(くれい)の悪酔語堀(ごんぼうほり)だで」

て‐あま・す【手余】

〘他サ四〙 自分の力では扱いきれない。もてあます。
※改正増補和英語林集成(1886)「シゴトヲ teamasu(テアマス)

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