手を携わる(読み)てをたずさわる

精選版 日本国語大辞典 「手を携わる」の意味・読み・例文・類語

て【手】 を 携(たずさ)わる

万葉(8C後)五・八〇四「同輩子(よちこ)らと 手多豆佐波利(てタヅサハリ)て 遊びけむ 時の盛りを」
※良寛歌(1835頃)「子どもらとてたづさはりて春のぬに若菜をつむはたぬしくもあるかも」
② 手をそのそばに差し出す。
※良寛歌(1835頃)「埋み火に手たづさはりてかぞふれば睦月もすでに暮れにけるかな」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android