手を握る(読み)てをにぎる

精選版 日本国語大辞典 「手を握る」の意味・読み・例文・類語

て【手】 を 握(にぎ)

源平盛衰記(14C前)四二「定の当たりを知らざれば、源氏の兵各手(テ)をぞ握(ニギ)りける」
② 仲直りする。和解する。
③ 力を合わせて事に当たる。協力する。同盟する。
※ガトフ・フセグダア(1928)〈岩藤雪夫〉二「全世界労働者が団結し手を握り合ふんだ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「手を握る」の意味・読み・例文・類語

にぎ・る

力を合わせて事にあたる。また、仲直りする。「与野党が―・る」
[類語]手を携える手を取り合う手に手を取る手を結ぶ手を組む

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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