精選版 日本国語大辞典 「手を付ける」の意味・読み・例文・類語
て【手】 を 付(つ)ける
※玉塵抄(1563)四五「世話に手をつけぬと云は碁からのことなり」
② 立場が下の女などと関係を結ぶ。
※雑俳・柳多留‐三二(1805)「手を附る時も手を切る時も金」
③ 公金もしくは他人の金を着服する。使いこむ。
④ 歌詞に曲節をつける。
※洒落本・五臓眼(1789‐1801)一「ありゃアたしか太考がつくって錦屋惣三が手をつけてよしはらででエぶはやったっけ」
⑤ 料理などを食べ始める。
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