戴勝(読み)やつがしら

精選版 日本国語大辞典 「戴勝」の意味・読み・例文・類語

やつ‐がしら【戴勝】

〘名〙 ヤツガシラ科の鳥。全長約二六センチメートル。頭部黄褐色先端の黒い羽冠があり、扇状に立てる。背は褐色、翼は黒く白色の横帯があり、腹面は白い。ユーラシアアフリカに広く分布するが、日本には旅鳥としてまれに渡来樹木のまばらな明るい環境にすみ、主として地上昆虫ミミズを食べる。〔本朝食鑑(1697)〕

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デジタル大辞泉 「戴勝」の意味・読み・例文・類語

やつ‐がしら【戴勝】

サイチョウ目ヤツガシラ科の鳥。全長28センチくらい。体は橙褐色で、背・翼・尾に黒と白の帯があり、頭に扇状の冠羽がある。くちばしは細く、下向きに湾曲。ユーラシア・アフリカに分布。日本では迷鳥であるが、長野で繁殖記録もある。

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普及版 字通 「戴勝」の読み・字形・画数・意味

【戴勝】たいしよう

髪飾り。〔山海経、大荒西経〕人り、戴虎齒、尾(へうび)りて處す。名を西王母と曰ふ。此の山に、物盡(ことごと)くり。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「戴勝」の解説

戴勝 (ヤツガシラ)

学名Upupa epops
動物。ヤツガシラ科の渡り鳥

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