戯言・戯事(読み)ざれごと

精選版 日本国語大辞典 「戯言・戯事」の意味・読み・例文・類語

ざれ‐ごと【戯言・戯事】

〘名〙 (「ざれこと」とも) たわむれに言うことば。ふざけて言うことば。冗談。また、たわむれてすること。ふざけてすること。
名語記(1275)六「詞にざれこと、如何」
十善法語(1775)五「仏者は仏と法とを戯ごとになすまじきなり」

じゃれ‐ごと【戯言・戯事】

〘名〙 (「じゃれこと」とも) たわむれて言うことば。また、たわむれごと。冗談。ざれごと。
※応永本論語抄(1420)公冶長第五「我はまた桴の材木をさへ、用意せぬ者をと、じゃれことになして宣へり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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