デジタル大辞泉 「戯える」の意味・読み・例文・類語 そば・える〔そばへる〕【▽戯える】 [動ア下一][文]そば・ふ[ハ下二]1 風が甘えかかるように、やわらかく吹く。「冷たい頸元に―・える軽い風に吹かれていると」〈秋声・あらくれ〉2 動物などがたわむれる。「犬は木陰を離れて…原中で羽虫を―・えて居る」〈風葉・青春〉3 なれ親しんでふざける。甘える。「―・へたる小舎人童こどねりわらはなどに、ひきはられて泣くもをかし」〈枕・三九〉4 日照り雨が降る。〈俚言集覧〉[補説]室町時代以降はヤ行にも活用した。→戯そばゆ 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例