我孫子[市](読み)あびこ

百科事典マイペディア 「我孫子[市]」の意味・わかりやすい解説

我孫子[市]【あびこ】

千葉県北西部の市。1970年市制。利根川手賀沼の間の低地台地を占め,主集落は陸前浜街道宿駅として発達した。近世には,東端布佐銚子から運ばれる鮮魚の市場として繁栄した。常磐線と成田線の分岐点で,都心から30km圏にあるため,台地上の宅地造成が進み,東京への通勤者が多い。工業団地の整備が進められており,電気機器などの工場が立地している。東日本大震災で,市内において被害が発生。43.15km2。13万4017人(2010)。

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