成瀬正一(読み)なるせ まさかず

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「成瀬正一」の解説

成瀬正一 なるせ-まさかず

1538-1620 戦国-江戸時代前期の武将
天文(てんぶん)7年生まれ。成瀬正頼(まさより)の子。三河(愛知県)の人。武田信玄らにつかえたのち徳川家康の家臣となる。天正(てんしょう)9年の遠江(とおとうみ)(静岡県)高天神城奪還などではたらく。甲斐(かい)奉行近江(おうみ)(滋賀県)浅井郡代官をつとめた。元和(げんな)6年6月28日死去。83歳。通称は吉右衛門。

成瀬正一 なるせ-しょういち

1892-1936 大正-昭和時代前期のフランス文学者。
明治25年4月26日生まれ。東京帝大在学中に菊池寛らと第4次「新思潮」を創刊する。大正10-14年フランスに留学ののち,15年九州帝大教授。昭和11年4月13日死去。45歳。神奈川県出身。訳書ロマン=ロラントルストイ」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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