成下る(読み)ナリサガル

デジタル大辞泉 「成下る」の意味・読み・例文・類語

なり‐さが・る【成(り)下(が)る】

[動ラ五(四)]
地位財産などを失う。落ちぶれる。「泥棒に―・る」
物事の質や程度が下がる。「形式だけの審議に―・る」
[類語](1没落落ちぶれるうらぶれる零落凋落転落落魄淪落堕落末路斜陽地に落ちる成れの果て見る影もない末期的衰残弱体化衰弱衰微衰退頓挫衰え減退後退退潮朽ちる消沈衰亡たそがれ失速焼きが回る耄碌もうろくぽんこつ火の車終末大詰め尾羽うち枯らす世も末廃れる衰える寂れる落ち目下火尻すぼみ廃退下り坂左前不振じり貧どか貧先細り下がり目低落廃る傾く尻下がり尻切れとんぼ竜頭蛇尾孤城落日

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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