懸放・懸離(読み)かけはなす

精選版 日本国語大辞典 「懸放・懸離」の意味・読み・例文・類語

かけ‐はな・す【懸放・懸離】

〘他サ四〙 かけ離れるようにする。ある物を、つながっていたところから離す。両者の間があくようにする。
太平記(14C後)二四「御車揔門に至しかば、牛を懸放(カケハナ)して手引也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android