精選版 日本国語大辞典 「憧」の意味・読み・例文・類語
あこが・れる【憧】
〘自ラ下一〙 あこが・る 〘自ラ下二〙 (「あくがる」の変化したもの)
① 居所を離れてさまよう。また、心がある方面に引かれて、でかける。
② ある対象に、心がひかれる。
※日葡辞書(1603‐04)「ツキ、ハナニ acogaruru(アコガルル)」
③ (心がひかれるところから) 気をもむ。気が気でなくなる。
※幸若・大織冠(室町末‐近世初)「つはもの御てにすがり海へいれんとす。龍女はいとどあこかれて〈略〉とかきくどく」
④ 理想とするもの、目ざすものに心が奪われて、落ち着かない。また、それを求めて思いこがれる。
あこがれ【憧】
あく‐が・る【憧】
〘自ラ下二〙 ⇒あくがれる(憧)
あこが・る【憧】
〘自ラ下二〙 ⇒あこがれる(憧)
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