憂世語・浮世語(読み)うきよがたり

精選版 日本国語大辞典 「憂世語・浮世語」の意味・読み・例文・類語

うきよ‐がたり【憂世語・浮世語】

〘名〙
① この世での、つらいこと、不幸なことなどについて語ること。
謡曲山姥(1430頃)「なにぞと問ひし人までも、わが身の上になりぬべき、憂き世語も恥づかしや」
② 気楽な世間話。うきよばなし。
慶長見聞集(1614)四「心様ゆふにやさしき女房共、湯よ茶よと云ひて〈略〉、うき世語りをなす」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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