慄慄・栗栗(読み)りつりつ

精選版 日本国語大辞典 「慄慄・栗栗」の意味・読み・例文・類語

りつ‐りつ【慄慄・栗栗】

〘形動タリ〙
① おそれおののくさま。慄然。
※旱霖集(1422)送梵寿侍者行詩軸序「毎思古人一日不作、一日不食之戒也而慄々焉」 〔書経‐湯誥〕
② 寒さにふるえるさま。
報徳記(1856)七「身体栗々(リツリツ)として厳寒に歩するが如し」 〔王禹偁‐和馮中允炉辺偶作詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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