感色性(読み)かんしょくせい

精選版 日本国語大辞典 「感色性」の意味・読み・例文・類語

かんしょく‐せい【感色性】

〘名〙 感光材料乳剤)の色光に対する感光能力。また、その度合

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デジタル大辞泉 「感色性」の意味・読み・例文・類語

かんしょく‐せい【感色性】

写真の乾板・フィルムが長い波長の光に対して感光する性質

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の感色性の言及

【感光】より

…まず第1に微弱な光にも感ずる感度が必要であり,第2に光の強弱に対応して物理的性質,化学的性質の変化を示して,なるべく広範囲の光の強弱をとらえる必要がある。第3には,種々の波長の光に感ずる性質,すなわち感色性を有することが挙げられ,さらにテレビジョン,写真,映画その他画像形成のそれぞれのシステムの目的を達するための諸要求がある。これらの要因の中で感光要素あるいは感光材料の感度を考え,主要な材料の感度を比較すると表に示すとおりになる。…

※「感色性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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