感発(読み)かんぱつ

精選版 日本国語大辞典 「感発」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぱつ【感発】

〘名〙 物事に感じ発奮すること。また、発奮させること。
信長記(1622)一五上「夫れ老に能くつかふるを感ずるときんば、人の孝を感発(カンハツ)す」 〔王襃‐四子講徳論〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「感発」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぱつ【感発】

[名](スル)刺激をうけて、心が奮い立つこと。
「頻りに心に―せしは…天晴れ前途に頼みある少年なり」〈鉄腸雪中梅

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「感発」の読み・字形・画数・意味

【感発】かんぱつ

心がひらく。

字通「感」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android