精選版 日本国語大辞典 「感慨」の意味・読み・例文・類語
かん‐がい【感慨】
〘名〙 (感じ慨(なげ)く意) 物事に深く感じてため息をもらすこと。また、そのときの気持。現代では多く、以前に経験したことや、古人の事跡などを思い起こしたときにおこる、しみじみとした気持にいう。
※史記抄(1477)七「あまり興の面白さに感慨が起て泣かれたぞ」
※小春宛芭蕉書簡‐元祿三年(1690)六月二〇日「小界かろき程我が世間に似たれば、感慨不レ少候」 〔史記‐季布伝賛〕
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