精選版 日本国語大辞典 「愛染」の意味・読み・例文・類語
あい‐ぜん【愛染】
〘名〙
① =あいじゃく(愛着)①
② 「あいぜんみょうおう(愛染明王)」の略。
※御湯殿上日記‐文明一八年(1486)六月一日「御まほりのあいせんいつものことく御くやうあり」
③ 「あいぜんほう(愛染法)」の略。
※増鏡(1368‐76頃)一二「さまざまの御修法、五壇、薬師、あいぜん、いろいろの秘法ども」
④ 「あいぜんぐま(愛染隈)」の略。
※劇場新話(1804‐09頃)上「くまどりの大概、〈略〉一愛染」
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