愛敬の餠(読み)あいきょうのもち

精選版 日本国語大辞典 「愛敬の餠」の意味・読み・例文・類語

あいきょう【愛敬】 の 餠(もち・もちい)

結婚後、三日目の祝いの餠。これを新夫婦が食べるならわしがあった。はじめは白一色の餠であったが、のち紅白の餠を使うことがふつうになった。三日(みか)のもちい。→所顕(ところあらわし)
御伽草子物くさ太郎(室町末)「ある時情ある人のもとあいきゃうのもちいを五つ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android