愚父(読み)ぐふ

精選版 日本国語大辞典 「愚父」の意味・読み・例文・類語

ぐ‐ふ【愚父】

〘名〙 (「ぐぶ」とも) おろかな父。また、自分の父をへりくだっていうときにも用いる。
仮名草子・身の鏡(1659)中「予が愚父(グブ)たりし者、若さかり武州江戸に罷しに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「愚父」の意味・読み・例文・類語

ぐ‐ふ【愚父】

自分の父をへりくだっていう語。
[類語]家父かふ家厳かげん家君かくん

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