想見(読み)ソウケン

デジタル大辞泉 「想見」の意味・読み・例文・類語

そう‐けん〔サウ‐〕【想見】

[名](スル)思い浮かべること。想像してみること。「情景想見する」
[類語]想像推測臆測おくそく仮想空想夢想幻想連想妄想幻覚架空こしらえ事作り事空事絵空事でっちあげイマジネーションファンタジーイリュージョン

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「想見」の意味・読み・例文・類語

そう‐けん サウ‥【想見】

〘名〙 思いうかべること。考えてみること。想像すること。
※南海先生文集(1784)三・七家雪并引「読之悵然想見旧事
日本開化小史(1877‐82)〈田口卯吉〉四「文学消長を知るは、其記す所の時代様子を想見するこそ便利なるべけれ」 〔史記‐趙世家〕

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普及版 字通 「想見」の読み・字形・画数・意味

【想見】そう(さう)けん

思い起こす。おしはかる。〔史記、孔子世家論賛〕詩(小雅、車)に之れり、高山は仰ぎ 景行は行くと。至る能はずと雖も、然れども心、之れに(きやうわう)す。余(われ)、孔氏の書を讀み、其の人と爲りを想見す。

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