精選版 日本国語大辞典 「惚・耄・蓬」の意味・読み・例文・類語
ほう・ける【惚・耄・蓬】
〘自カ下一〙 ほう・く 〘自カ下二〙
※宇治拾遺(1221頃)一四「いみじくほうけて、ものもおぼえぬやうにてありければ」
② 一つのことに夢中になる。のぼせる。
※宇治拾遺(1221頃)一「博打の打ほうけてゐたるが見て」
③ (蓬) 草や毛髪などがほつれ乱れる。そそける。けばだつ。ぼぼける。
※早雲寺殿廿一箇条(17C初)七条「髪をば早く結ふべし、ほふけたる体にて人々に見ゆる事、慮外」
ほう・く【惚・耄・蓬】
〘自カ下二〙 ⇒ほうける(惚)
ほお・く ほほく【惚・耄・蓬】
〘自カ下二〙 ⇒ほうける(惚)
ほお・ける ほほける【惚・耄・蓬】
〘自カ下一〙 ⇒ほうける(惚)
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