悪巧・悪工(読み)わるだくみ

精選版 日本国語大辞典 「悪巧・悪工」の意味・読み・例文・類語

わる‐だくみ【悪巧・悪工】

〘名〙 悪質な計略。悪いたくらみ。奸策
滑稽本・当世阿多福仮面(1780)「商買は人任せ、伴頭衆のよいのはなくなり、丈八ぐみはいろいろの悪だくみで」
怪談牡丹燈籠(1884)〈三遊亭円朝〉七「お国源次郎の奸策(ワルダクミ)一伍一什を竊聞致しまして」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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