悪妻は六十年の不作(読み)あくさいはろくじゅうねんのふさく

ことわざを知る辞典 「悪妻は六十年の不作」の解説

悪妻は六十年の不作

悪い妻を持つことは一生の不幸である。

[使用例] 四月も里方にいて、のほほんと芝居見物に出かける女房など、おまえ、百年の不作だぞ[杉本章子*東京新大橋雨中図|1988]

[解説] 六十年は干支の一回り。「一生」ないしは「孫子の代まで」の意を表したものと思われます。「百年」は、それをさらに強調する表現として生み出されたものでしょう。

〔異形〕悪妻は百年の不作

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デジタル大辞泉 「悪妻は六十年の不作」の意味・読み・例文・類語

悪妻あくさい六十年ろくじゅうねん不作ふさく

悪妻をもつと、夫は一生不幸であるということ。悪妻は百年の不作。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「悪妻は六十年の不作」の意味・読み・例文・類語

あくさい【悪妻】 は =六十年(ろくじゅうねん)[=百年(ひゃくねん)]の不作(ふさく)

心情の悪い妻を得ることは、終身の不幸であるということ。

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