悟る(読み)サトル

デジタル大辞泉 「悟る」の意味・読み・例文・類語

さと・る【悟る/覚る】

[動ラ五(四)]
物事の真の意味を知る。はっきりと理解する。「芸の神髄を―・る」
隠されているもの、また自分運命などについて、それと気づく。感づく。察知する。「危険を―・る」「言外の意を―・る」「失敗を―・られないようにする」「死期を―・る」
仏語。迷い・煩悩ぼんのうを去って生死を超えた永遠の真理を会得する。悟りを開く。
[可能]さとれる
[類語]わきまえる自覚感ずる承知認識思う感じ取る実感する感得する感受する感知する直感する直覚する予感するぴんと来る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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