恩頼(読み)ミタマノフユ

デジタル大辞泉 「恩頼」の意味・読み・例文・類語

みたま‐の‐ふゆ【恩頼/恩賚】

《「ふゆ」は「ゆ」または「ゆ」の意という》神または天皇を敬って、その威力恩恵加護をいう語。
「然るに聖帝ひじりのみかどの―に頼りて」〈垂仁紀〉

おん‐らい【恩頼】

神や天皇などから受ける恩徳みたまのふゆ。
もはら東照大神君の御―によることと」〈古道大意・上〉

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