恋路ヶ浜(読み)コイジガハマ

デジタル大辞泉 「恋路ヶ浜」の意味・読み・例文・類語

こいじ‐が‐はま〔こひぢ‐〕【恋路ヶ浜】

愛知県南部、渥美あつみ半島先端にある砂浜伊良湖いらご灯台から太平洋に面して弓なりに続く日出ひい石門せきもんまで、約1.2キロメートルの白い砂浜。三河湾国定公園に属する。名の由来は、高貴な男女の恋伝説から。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「恋路ヶ浜」の解説

恋路ヶ浜

愛知県、渥美半島先端の伊良湖岬灯台から日出(ひい)の石門へと続く、約1.2kmの砂浜の海岸。三河湾国定公園に属し、背後には面積約15ヘクタールの松林が広がる、白砂青松景勝地

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

事典・日本の観光資源 「恋路ヶ浜」の解説

恋路ヶ浜

(愛知県田原市)
日本の白砂青松100選指定の観光名所。

恋路ヶ浜

(愛知県田原市)
日本の渚・百選」指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

世界大百科事典(旧版)内の恋路ヶ浜の言及

【渥美半島】より

…半島中ほどの三河田原まで豊橋鉄道渥美線が通じ,国道259号線が先端の伊良湖岬までのび,知多半島や鳥羽とはカーフェリーで結ばれている。江比間,宇津江などの海水浴場,赤羽根のサーフィン場,渥美フラワーセンター,島崎藤村の《椰子の実》の舞台となった恋路ヶ浜などがある。【溝口 常俊】。…

【伊良湖岬】より

…伊良湖港(1963完成)は初め漁船の避難港として築かれたが,鳥羽,師崎(もろざき),篠島,西浦と結ばれる船の発着港となり,港周辺には観光施設が整備されてきた。近くに〈日出(ひい)ノ石門〉と呼ばれる海食洞の奇観があり,日出から灯台へつづく海岸線は恋路ヶ浜と呼ばれハマユウやハマボウフウの群落のある砂浜で,伊良湖岬灯台とともに三河湾国定公園の代表的観光地になっている。近年は伊良湖岬~鳥羽間のフェリーボートを利用して伊勢志摩と結ぶ観光ルートによって行楽客が増加している。…

※「恋路ヶ浜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android