恋松原(読み)こいのまつばら

精選版 日本国語大辞典 「恋松原」の意味・読み・例文・類語

こいのまつばら こひのまつばら【恋松原】

謡曲四番目物廃曲作者不詳。若狭国気山(けやま)の深い雪の中で旅僧が、昔松原で男を待ちながら雪に埋もれて死んだという女の霊とその思いを寄せた男の霊に会い、その跡を弔って二人を成仏させる。

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