怯臆(読み)きょうおく

精選版 日本国語大辞典 「怯臆」の意味・読み・例文・類語

きょう‐おく ケフ‥【怯臆】

〘名〙 恐れてしりごみすること。臆病であること。
花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉二「毫も怯臆(キョウヲク)の色なく、天然勇毅、衆に勝る」

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デジタル大辞泉 「怯臆」の意味・読み・例文・類語

きょう‐おく〔ケフ‐〕【×怯臆】

おびえてしりごみすること。臆病であること。
けだし人には―の心極て多きものにて」〈田口日本開化小史

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