怪しう(読み)ケシュウ

デジタル大辞泉 「怪しう」の意味・読み・例文・類語

けしゅう〔けしう〕【怪しう/異しう】

[副]《形容詞「け(怪)し」の連用形「けしく」のウ音便形から》
程度のはなはだしいさま。非常に。
「―つつましきことなれど」〈かげろふ・下〉
(あとに打消しの語を伴って用いる)たいして。それほど。
「―心置くべきことも覚えぬを、何によりてかからむ」〈伊勢・二一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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